『汚れた英雄』は、大藪春彦氏が発表した長編小説。
1982年に映画化となり公開されました。
生まれた直後に父と母を亡くし、叔父の実家が経営する
オートバイ屋に引き取られた主人公・北野晶夫。
しかし晶夫はオートバイレーサー・メカニックの両面で
天才的な才能を持っていた。
晶夫はレーサーとして生計を立てることを望み
本格的にオートバイレーサーとしての活動を開始する。
その後、アメリカ西海岸での活動を経て
最終的にヨーロッパに渡りワークスチーム入りして
ロードレース世界選手権(WGP)を制覇するまでに至る。
一方で晶夫は、生まれ持った美貌と肉体で
次々と女を自分のものにしていき
一財産を築く(ある種のジゴロ)。
その稼ぎはレーサーとしての収入とは
比較にならないぐらい莫大なものだった。
晶夫はオートバイレーサー生活も晩年にさしかかり
最終的に4輪レーサーへの転向を試みることになるが…。
~ ウィキペディアより ~
本日もブログにお立ち寄り下さいましてありがとうございます。
堀内です。
私が高校生の時に、映画館にこの映画を観に行きました。
↑の粗筋は小説のそれですが、映画では活躍の場を
日本に集約し、主人公の北野晶夫を草刈正雄が
天才レーサーとジゴロぶりを見事に演じています。
とてもカッコ良くて、憧れの眼差しで観ていました。
ただ、未だに
大藪春彦氏の想いを読み取れていないのが
「汚れた英雄」
のタイトルです。
様々な意味が予想されるのですが、いまだ
本心が見えず、でした。
ちなみに…
主人公・北野晶夫は、世界選手権GPのレース中
還らぬ人となります。
昨年、自宅の物置に眠りっ放しになってた
オートバイ達に、陽の目を見せにやってきた
昭和のわらしべ長者 田村常務が
ついに成し遂げました。
ロスマンズカラーに生まれ変わり
見事、息を吹き返しました。
今回は、この事のみを伝えたかったのですが
この写真を見ている内に、昔を思い出し
更に高校時代まで遡り、汚れた英雄まで辿り着いた
という内容でした。
「汚れた英雄」映画タイトルもしかり
この堀内ブログの本心も
中々見えづらく
大変失礼致しました。