今回は住宅における『換気』のお話です。(今回も長めのブログです)
2003年の建築基準法の改正により、すべての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されております。
色々な会社が住宅用の換気システムを作成しておりますが、弊社では「パナソニック」の換気システムを採用しております。
そんなパナソニックが先月記者説明会を開催しました。
新型コロナ感染防止に有効とされる換気について、パナソニック エコシステムズは6月26日「スマートウェルネス換気とIAQ(室内空気質)セミナー」を開催した。換気に関する最新動向とパナソニックの取り組みについて話した。
セミナーのテーマとなっている「スマートウェルネス」とは、無駄なく、省エネ、賢いなどを意味する「スマート」と健康的に生き生きと生活する「ウェルネス」をかけ合わせたもの。「換気事業を通じて省エネかつ健康的な暮らしに貢献したいという思いを込めた」とパナソニック エコシステムズIAQビジネスユニット日本事業営業部住宅開発営業課課長の林義秀氏は説明する。もう1つの「IAQ」は「Indoor Air Quality」の略で「室内空気質」を意味する。
林氏は「人が1日に取り入れる空気は18kg。1日に身体に取り入れる物質として最も多く、人生の約90%を過ごす建物の中の“空気”はとても重要。そのため室内空気質にこだわることは、とても大切」と説く。
建物の換気の歴史は古く、13世紀から涼や暖をとるために活用されてきた。身近なところでは、昭和30年代からコンクリート造りの集合住宅が登場し、煙や臭いの排出のために換気、空調への要望が高まり、換気扇が一気に普及したとのこと。その後、高気密・高断熱化、新建材など進化を遂げ、ここ最近は、花粉やPM2.5対策、温度のバリアフリーを実現する健康、快適のため、進化が求められてきている。
換気とは「外の新鮮な空気を室内に取り⼊れ、室内の空気を外に追い出すことで、室内の汚れた空気を排出・希釈すること」と基本概念を説明。
換気方法は、空調設備や機械換気設備を用いた「機械換気」と窓の開放による「自然換気」の2つ。方式として、換気扇で排気、自然に給気する「第3種換気」と換気扇で排気と給気の両方を行う「第1種換気」、自然に排気、換気扇で給気する「第2種換気」の3つがあり、第1種換気が最も優れている。
また、第1種換気方式に加え、給気する外気を、熱交換素子を使って室内の温度に近づけて取り入れるため、空調エネルギーのロスが少ない「熱交換換気」を組み合わせることで、省エネにもつなげる「第1種換気方式+熱交換換気がおすすめ」と最近のトレンドを説明した。
一般の換気では、外気をそのまま給気するため、夏冬は暑かったり、寒かったりする外の温度を室内に取り入れるため、快適な室温に戻すまでに電力が必要になるが、全熱交換形換気扇は、全熱交換素子で室内の温度・湿度に近づけるため、熱ロスを防げるという仕組みだ。
CENT Japanより部分引用
パナソニックのサイトでもわかりやすく解説しておりました→コチラ
住宅会社の選定の際には『第〇種換気?』と『熱交換換気?』を確認すると、省エネ住宅か見分ける基準になりますね。
リベストの24時間換気は省エネにもつなげる「第1種換気方式+熱交換換気」を採用しております。
更に高性能PM2.5対応フィルター(2.0μm以上の粒子の捕集率約95%)を標準仕様としておりました。
実物を確認したい方は是非お近くのモデルハウス
又は、4日㈯5日㈰盛岡市三本柳で完成見学会を行いますのでぜひお越しくださいませ。
見学会の詳しい情報は→コチラ
ご来場お待ちしております。