営業部スタッフブログ
~今日も元気にエイ!エイ!オー!~

これからの住宅をぼんやりと

サムネイル
こんにちは。
本日も営業部のブログに遊びに来て下さり、ありがとうございます。
盛岡支店の大倉です。


今回は、令和2年の国勢調査結果を眺めてみたいと思います。

①人口推移;2010年以降減少
2020年10月1日現在における日本の人口は1億2614 万6千人となっており、
2015年に比べ、人口は94万9千人減少しているようです。
2010年以降は人口減少傾向が続いております。
2010年~2015 年には0.8%減と1920 年の調査開始以来、初めての人口減少となり、
2015年~2020年には0.7%減(年平均0.15%減)と引き続き人口減少となっている。

やはり人口は年々減少してきておりますね。




②世帯数・世帯規模の変化;1世帯当りの人数は2.21人へ減少
(ⅰ)1世帯当たりの人員の推移(2000年-2020年)
2020年10月1日現在における日本の世帯数は5583万世帯で、
2015年から238万1000世帯の増加、4.5%増となっています。
世帯数の推移を2000年以降についてみると、一貫して増加しています。
また、1世帯当たり人員の推移をみると、一貫して減少しており,2015 年と比べ
ると2.33 人から2.21 人に減少している。







(ⅱ)世帯人員別一般世帯数の推移;1人世帯38%;3人以上の世帯数は減少
世帯数を世帯人員別にみると、世帯人員が1人の世帯が2115 万1千世帯(38.0%)と最も多く、
世帯人員が多くなるほど世帯数は少なくなっている。
2015 年と比べると、世帯人員が2人以下の世帯はいずれも増加しているのに対し、
3人以上の世帯はいずれも減少しており、特に5人以上の世帯は10%以上減少してい
る。




以上の、人口・世帯構成員の推移を眺めてみましたが、今後一世帯当たりの構成員が減少することで、
住宅はよりコンパクトなサイズ感のものが増えていくかもしれませんね。
さらに、多様化の波は当然暮らしの在り方もあらゆる面で柔軟にしており、様々な同居形態ができてますね。
言ってみれば、「多品種少数バージョン」がスタンダードになっていき、2人や3人の小人数家族、趣味をハブにした
少人数グループでの暮らしなど、従来の家族形態での同居スタイルは維持しながらも、少人数での新しい住まい方が出てくるかもしれません。
住宅が、生活拠点というよりも、趣味やエンタメに重みづけされた役割を担うことも多くなるかもしれません。

いずれ、住まい方の種類が増えていけば、当然箱としての住宅の間取りも多様化していくでしょう。非常に面白い時代ですね、