リベスト営業部に遊びに来てくださいましてありがとうございます。
今日は、三菱UFJ銀行も参入した「残価設定型住宅ローン」の記事です。
https://toyokeizai.net/articles/-/697849?page=2
2022年度の「新車購入時にローンを組む人の7割が利用している」ようで、車の購入手段としてすっかり定着した残クレ。
このスキームが、住宅購入時にも利用できるようになったとは驚きですね。
長期的にその高い性能を維持できる建物自体の価値を、高く評価する取り組み自体は
世の中に付加価値の高い住宅が広がることになり、大変素晴らしいことです。
尚、長期優良住宅であることと、一定の需要が見込まれるエリア限定にする事、買取を残債以上の残存価値がある時期にする
ことなどで、銀行サイドはリスクヘッジをしているようです。
一方で、
・数十年後の住宅の価値を正しく評価できるモノサシと人材が揃っているか?
という非常に大きな課題も残されているように感じます。
「高い性能」があれば「高い価値」があるとは必ずしも言えず、どのように残価到来時における価格を保証できるのか
判然としないように感じます。
利用者はこのリスクを十分に考えておかないと、破綻コースを歩むことにもなりかねないのではないかでしょうか。
とはいえ、不動産の流動性が上がる好機とも言えそうなので、大変興味深い取り組みです。