こんにちは 営業部阿部です
やっと長い冬が明け春の季節ですね
朝早く起きて雪かき…の日々が懐かしく感じますね。
朝早く起きるのが苦手な私にとっては精神的に
まいっていたので長い冬のように感じました!
ということで!
今回は、制震のお話をさせて頂ければと思います。
似たようなものに耐震というものもあります。
1つ前のブログにて耐震について説明していますが、
改めて、、
耐震は建物の壁に耐震壁を設置したもので、地震による倒壊を防ぐものです。
新耐震基準は「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」という2021年の現在でも基準とされている耐震基準を義務付ける改正が行われました。
制振はダンパーなどの制振装置を設置したもので、建物に伝わる地震の揺れを吸収しながら揺れ幅を小さくし建物本体へのダメージを減らすものです。
地震対策のひとつとして、耐震の他に制震ダンパーが徐々に取り入れられてきました。
そもそも制震ダンパーとは、建物の地震の被害を抑えるために、壁や柱などの接合部に設置する装置です。
制震装置とも呼ばれることが多いです。
大きな目的は、地震による揺れを吸収し、地震の力を他の力に変えることです。
素材にも種類があり、主にオイル(油圧)、ゴム、鋼材(金属)ダンパーの3種類に分けられます。
リベストで使用している制震ダンパーはゴムダンパーであり
名の通り、ゴム(樹脂)が伸縮することにより地震の振動を吸収します。
伸びると元に戻る性質があるため、繰り返される地震に有効です。
その中でも、「MAMORY」と呼ばれる制震ダンパーを
弊社では標準で取り付けしております。
また、Mamoryは実験にて効果を実証されています。京都大学防災研究所において実大振動台実験を行った結果、熊本地震前振級の地震波と本震級の地震波を2回加えても倒壊しない結果となりました。
又、高い設計自由度があり、構造用面材および筋交いとの併設が可能です。住宅のデザインや間取りなど、設計の自由度を損なうことなく設置することができます。
内蔵されている高減衰ゴムは、60年経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮することが確認できています。部品の交換や点検などのメンテナンスの必要もございません。
是非、実物を見たい方は展示場へ足をお運びください!
今日はこの辺でドロンです!