あけましておめでとうございます。
工務部の山崎です。
1月に入り、本格的な冬シーズンになりました。今年は特に大寒波で皆さんも雪かきなど大変でしょう。
建設業界にとっても非常に厄介な時期です。
雪により職人さんの仕事が捗らなかったり、工事を中断する場合もあります。
特に気温が低いときは、各建材に用いる接着剤の硬化不良、コンクリートの凍害などが起こる可能性もあります。
ですがこのご時世、各工事専用のヒーター等を用いたり、凍害が起きにくくなる添加剤などがあります。
昔は練炭などを使って採暖していたようです。
今考えれば非常に恐ろしいと感じられます。
昔は練炭などを使って採暖していたようです。
今考えれば非常に恐ろしいと感じられます。
私の中で一番の大敵は地盤面の凍結です。
外気温がマイナスの日が続くと地盤が凍結して、掘削などが通常の重機では行えない場合もあります。
そしてアスファルト舗装面などの地盤が隆起する現象も起きます。
外気温がマイナスの日が続くと地盤が凍結して、掘削などが通常の重機では行えない場合もあります。
そしてアスファルト舗装面などの地盤が隆起する現象も起きます。
この現象を凍上現象と呼びます。
ここで学生時代研究をしていたことを語ります。
一見、地盤の隆起の原因は、水が凍結する際の水の膨張で隆起するように思えますが実は違います。
地盤面の隆起は3cmくらいになる場合があります。
土の中の水の膨張だけでは地盤の面の隆起に対する割合が合わないとのことです。
土の中の水の膨張だけでは地盤の面の隆起に対する割合が合わないとのことです。
凍上現象の原因は、地盤面が冷やされると、地盤面からはるか下の地下水が土粒中の水をつたって毛細管現象により上がり、
土中にアイスレンズ(氷の層)を作り、そのアイスレンズの層の厚み分だけ地盤が隆起するとのことです。
この現象を抑えるには舗装下に水はけの良い砂や砕石の層を厚くするなどいろいろあるようです。
その層の下の土に凍上抑制効果がある固化材を添加する必要があるとのことです。
凍上抑制効果のある固化材については・・・ここからはさらに長くなりますので今回はここまでとします。
土中にアイスレンズ(氷の層)を作り、そのアイスレンズの層の厚み分だけ地盤が隆起するとのことです。
この現象を抑えるには舗装下に水はけの良い砂や砕石の層を厚くするなどいろいろあるようです。
その層の下の土に凍上抑制効果がある固化材を添加する必要があるとのことです。
凍上抑制効果のある固化材については・・・ここからはさらに長くなりますので今回はここまでとします。