工務部スタッフブログ
~雨にもマケズ 風にもマケズ~

北国に暮らす

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工務部大橋です。
 
2021年に入り、雪の猛威は
とどまるところを知りませんね。
 
積雪の関係で、工程が読みにくくなり
いつも頭を抱えている今日この頃でした。

 
 
さて、今回は基礎断熱に関してお話をします。
 
昔の住宅の基礎で一般的であったのは、
基礎に開口を作り、換気を行うという工法でした。
 
これは、基礎と床の間の湿気を解消する
手段としての工法でした。
 
しかし、北国の場合、床下が外気と同じ
気温になってしまいますと、
床が冷たくなったり、
床下の給水の配管が凍結してしまったり、
なかなか困ったことが起こってしまうのでした。
 
そこで、考えられたのが基礎断熱という工法です。
これは基礎の内側も室内側と考え、
断熱の内側に入れてしまうという考え方です。

 

この工法をした場合、床下(基礎内)の換気を
どのように行うかが肝になります。
 
リベストでは、空調室からの空気を
ダクト配管によって基礎へと送り込むことにより
基礎内に空気の流れを作り、
床ガラリから室内に空気を戻し、
基礎の換気を実現しております。


 
 
寒くなく、暑くなく、快適な生活を維持しながら、
理想の住宅を作るため、日々工法は進化していきます。
日々是精進也。
 
人生において毎日が勉強ですね。
 
それではまた、
次の話題でお会いしましょう。




しめのにゃんこ。
でした。