工務部スタッフブログ
~雨にもマケズ 風にもマケズ~ 2024年06月12日一覧 1ページ目

お久しぶりの投稿の鑑です。
私事ではございますが、先日息子が生まれました。
一度泣き始めると悪魔の如く泣き出しますが、それでも泣き止むとと天使のようで可愛くて仕方ないです笑


4回目の更新ですが、
2回目の更新の続きとして上棟式の続きになります。
上棟式とは簡単に言えば
大工さんが内部をさらに頑張って工事に励めるように
そして新居に住む方が安全に住めるように行う神事
であるとご説明しました。

神事ではあるものの大工さんを労うイベントでもある為最近では省略されてしまうイベントでもありますね。
しかしながら上棟式はやらないからと言って大工さんの仕事への取組み方は変わりません。
常に全力でお客様の新居を作成しております。

最近は大工さんも気さくな方が増えてきており、お話もしやすくなっております。
お客様自身による新居のご見学についても、
大工さんが忙しいからとお気を遣い工事中の新居へいらっしゃらないよりは、

実際に大工さんがどういう工事をしているか見に来て頂いた方が、
実は大工さん達のやる気にも繋がります!

そういう意味では仮に上棟式をやらずとも大工さんへの一つの労いになるかもしれませんね笑


上棟式の流れについては調べてみるとたくさんあります。
下記URLでも上棟式の流れが紹介されておりますのでお時間がある際に確認してください。
https://www.athome.co.jp/contents/for-buyers/buyers-kiso/construction-ceremony/



神主や宮司への依頼が正式な依頼ではありますが、最近では施工会社が上棟式を取仕切るのが主流になります。
リベストも同じです。

主な理由としては、

①宮司さんへの初穂料を削減する。

②監督や大工さん達との交流会を主に置きたい。

③宮司さんを呼び神事を行う事で近隣から注目されるのを防ぐ。



等々ありますが③については周りの目がやっぱり気になってしまう日本人らしさがありますね笑
以上の事から
上棟式をやる場合でも簡易的に安価に神事を実施することができ、
やらない場合でも大工さんの取組み方は変わらず上棟式の分の金額がうきます。

つまりはどちらでも良いことがあるんです。
仮に上棟式について悩んでましたら重く考えずに担当の営業へ相談してみましょう。

今回はこのへんで失礼します!
 
 
工務の宮東です。
 
さて、今回のうんちく話は、階段の名称の一つである
「踊り場」についてお話したいと思います。
 
 
そもそも、踊り場というのは、どこの部分を話すかというと
 
踊り場は階段の途中に設けられた平らなスペース。という形になります。
 
イメージ画像としては
こういった平らなスペースになるかと思います


 
ここが踊り場という形になります。
では何故踊り場と言うのでしょうか?
 
元々、江戸時代までは、多くの日本家屋は平屋の建物がメインでした。
そのため階段の途中を表す言葉はありませんでした。
明治時代から西洋建築が建てられるようになってから踊り場という言葉が広がったと言われます。
 
では、踊り場という語源を探ってみると、ちゃんとした語源というのが
存在してないと言われています。
 
有力な設としては、明治時代という文明開化の時代です。その際に外交活動の一環として
舞踏会というのが開かれるという背景が一つあります。
明治初期の1877年にイギリスの建築家であるジョサイア・コンドルが来日して
現在の東京大学に建築学を教える様になって、そのコンドルが明治政府の依頼により、




ジョサイア・コンドル氏


本格的な西洋建築が広がったと言われております。
 
 
その踊り場が出来た時に、階段を折り返す際に女性のスカートが揺れ踊っている様に
見えたという説があるという事です。
 
明治時代は、外国人を招いて舞踏会を開いたという事を考えると
面白い説なのではないかと思います。
 
是非、皆様も踊り場で踊ってみてください。
 
今回はここまで!また次回にお会いしましょう。