設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~

色の見え方

サムネイル

みなさんこんにちは
設計部泡渕ですsmiley



先日お客様と建物の
外観のお色選びをさせていただきました
お色選びは楽しい時間でもありますが
外壁の模様もバリエーション豊富、
組み合わせも様々なので
随分と悩まれておりました。



これからお色選びをされるお客様の参考になればと思い、
今回は色の見え方について
少しお話したいと思います。



見え方と言っても様々あるので
その中でも今回は比較的簡単な
膨張色収縮色
についてお話します。



色は並べて見たときに
より手前にあるように見える膨張色
より奥にあるように見える収縮色があります。



服選びの時などに聞いたことがあるかもしれませんが
白系の服より黒系の服のほうが痩せて見える」
というのも膨張色と収縮色による視覚的効果です



膨張色は白系、暖色系、高明度、高彩度といった明るめの色で
収縮色は黒系、寒色系、低明度、低彩度といった暗めの色の事です。



例えば建物の外観の色合いを決める時も
メインの外壁を白系にするのか黒系にするかで
印象が変わってきます











いかがでしょうか?
同じ形、同じ目線でも
膨張色である白系の外壁をメインにし、
凹んだところを収縮色である黒系の外壁にしている
下の画像の方が建物の凹凸がよりくっきりし、
奥行き感が増して見えませんか?



このように奥まっているところに収縮色を使うことで
建物の奥行き感をより引き立てることができます



これは建物の外観を考える時だけではなく
壁紙の色など内観を考える時にも応用できます。



白系の壁紙で囲まれた空間に
1色アクセントを加えるなら
白系よりも黒系
暖色系より寒色系
選んだ方が同じ部屋でも
奥行き感が増して見えるわけです



ぜひ、お家のお色選びの参考にしてみてください!



最後にもう一つ膨張色と収縮色の組み合わせ例を
挙げておきますね





このように
暖色系の猫黒猫の上で寝そべることで
より奥行き感のあるいい写真が撮れる訳です!



。。。



冗談です(;^ω^)笑



それでは今回はこの辺で失礼いたします
<(_ _)>