設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~

詳細図の大切さ

サムネイル
先月に気密測定技能試験を受けてきた渡邊です。

8月下旬に結果が出るので、9月からはCAD以外の業務に

着手できるようになります。(合格していればですが)

気密測定については、現場をこなし説明できるくらいの

知識が身に付いたら、その時ご紹介しようと思います。



今回のテーマは「詳細図」についてです。



詳細図とは、平面図だけでは読み取れない場合に添付する

“イメージ図・展開図”をさらに範囲を限定して

詳細に図解したものをいいます。



例えば…


▲平面図


▲イメージ図


▲詳細図(小上がり段差部分)


主にイメージ図はお客様に向けて作成し、

詳細図は施工者(現場監督者・大工等々)へ向けて

作成しております。
 
例えば、床の高低差や天井高、見栄え、スケール感

を見る際にはイメージ図を添付し、

仕様打合せ等に役立てて頂けるようにしております。

複雑な納まり(電気配線や複数の建材が絡む場合など)や

通常の納め方とは異なる所にはさらに詳細図を添付し、

現場がミス無く進行できるようにしております。
 


このように、見る相手に応じて図面上の情報を

的確に読み取っていただく工夫を日々行っております。

 
また、詳細図を書く事で、私達CAD担当者にも

メリットがあります。

詳細図を書く事で、使用する建材の特徴、

推奨の納まり、寸法を把握する事ができます。

それにより、理屈に合った図面作成やプランニングにおける

意見や提案が出来るようになり、

自身の成長につながると感じています。
 

詳細図とは、お客様、施工者、そして私自身にとって

大切な要素(手段)なのです。
 


もし「イメージが湧かない」「本当に納まるのか?」

と感じた場合は、お申し付けください。

お応えできる図面を提供致します


今回はここまで