設計部スタッフブログ
~リベストらぼ~ 2022年03月31日一覧 1ページ目

 
こんにちは
 
3回目のブログになります遠藤です
 
もうすぐ入社のシーズンになりますねsmiley
 
今年リベストには6名の
新入社員が入社する予定です。
 
設計部ではここ数年少なくても
毎年1名は入社されています。

ちなみに設計部の直近10年の新卒の
離職率が0%だそうです
 
私も入社して半年になりますが
様々な業務を行っていくうちに
あっという間に過ぎてしまいました。
 

私のブログでは設計部の業務を
紹介することが多いですが
今回も設計部の業務の一つで
敷地調査についてご紹介したいと思います。
 

敷地調査とは簡単に説明すると
家を建てる上で問題なく敷地に建てられるか
(電柱、工作物、法面等の確認・
排水桝の確認・高低差の確認・
隣地との位置関係の確認・乗り入れの確認など)
を実際に建てる敷地に出向いて
確認する業務になります。
 

その中で気をつけて確認していることの一つに
というものがあります。
 
崖とだけ聞くとこんな形のものを
イメージされるかと思いますが



ここでいう崖とは
①高さが2m以上あって
②角度が30度以上の傾斜(硬岩盤以外の土質)
の事を言います。
 
崖があった場合に崖条例という建築の制限があります。
 
内容としては建物を
崖の高さの2倍以上離す必要があるという制限です。
 
 
図で説明するとこんな感じです。




崖下に建築する場合は崖上端から崖高さの2倍以上、
崖上に建築する場合は崖下端から崖高さの2倍以上離す
必要があります。
(崖高さ2mなら4m以上離す必要があります)



目的としては災害時に崖が崩れた際に
崖下又は崖上に建築した
建物に住む人が巻き込まれるのを防ぐため
です。
  
 
擁壁が設置されることで
崖条例の規制の緩和できる場合もありますが
その擁壁が安全なものか
(ひび割れが無いか、水抜き孔があるか等)、
検査済証を取得しているか等
確認する必要があるので
全ての擁壁に崖条例の緩和が
適用されるわけではありません。
 
これら建築地に崖があるか、
擁壁は安全か等の確認を含めた
敷地調査は設計部で行っております
(もちろん無料です)ので、
そのような土地に建築をご検討の方は
ぜひご相談ください。
 

以上、3回目の遠藤でした。