多層階での住み方

住宅街では、住宅同士の視線が気になります。視線をｽﾞﾗしながら光を採りつつ快適に。そんな意識から生まれた外観はとても端正な物となりました。


玄関は明るく楽しく。ﾆｯﾁの雑貨や奥に見える中二階により賑やかな見え方を作りました。

 
隣の靴収納は、一家族分は楽々収納できます。

 
靴収納から見えていた床下収納です。一部屋の下を丸々使い、外部に物置きを配置しなくてもよくしました。

 
玄関ホールの上部には細長い吹き抜けを。光は取り入れつつ、ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄな空間をお客さまから見えないようにしました。

 
くつろぐ。一息つく。羽を伸ばす。憩う。ゆったりする。そんな贅沢な空間が一部屋あったらどうですか？

 
二階には動きのあるLDKを。細い吹き抜けをまたいでいくﾘﾋﾞﾝｸﾞは、新鮮で楽しいですよ♪

 
反対側から見ると、視線が上下にいくのが伝わるかと思います。下にも広がりを作れることが、多層階の魅力ですよね。

 
最上階にあるﾘﾋﾞﾝｸﾞです。目の前に格子を作ることで、勾配天井を活かした見え方をより強調しました。

 
全ての部屋が繋がりつつ視線は交わらない。家族を近くに感じながら空間を小分けにしていく。是非体験して頂きたい住宅です。

 
この吹き抜けが全てを繋ぎ、かつ分けています。

 
子供部屋もとても明るいですよね♪窓を大きくしなくても、配置を工夫するだけでこんなに明るくできます。

 
ｶｳﾝﾀｰの目の前がそのまま窓。備え付けの設計だからこそできる見え方かと思います。

 
ｷｯﾁﾝ裏には物干しｽﾍﾟｰｽに水回りを。奥様の家事ｽﾍﾟｰｽは、同じ階にまとめています。

 
夫婦寝室にはそれぞれの執務ｽﾍﾟｰｽを。適度な距離感も、住宅の大切な要素かと思います。