奥州いえ博パレット村 リベスト展示場
外観は平屋型を採用し、二階建てに見えないよう屋根に一工夫。
コートハウス型の中庭を作る為外部に壁とスリットを設置し、それらを白と黒に配色、
シンプルモダンの平屋としました。
道路側に面している南側の窓が、
スリットを設置しているためあまり露出していないことがわかります。
横長のニッチは天井を低く、かつ横幅を広く見せる効果がある為、
スペースが削られがちな玄関に採用。
アクセントとしてだけでなく、開放感の演出にも一役買ってます。
コロナの影響もあり、さらに採用の増えた玄関の手洗い場。
鏡も収納も設けず生活感を消すことで、洗い場自体を玄関のアクセントとしました。
玄関からは扉もなく、一直線に家の奥まで続く間取りとなってます。
こういった開放的な間取りも、全館空調なので積極的に採用する事が出来ます!
LDKは天井と床を「オーク」という無垢の木材とする事で明るさと広がりを出しつつ、
黒のラインを構造体や階段に配置することで空間にメリハリをつけました。
テレビ側からLDKを見渡すと、二階まで一体としてつながっている住宅なのがわかります。
ダイニングキッチンの照明は梁を欠きこんで作ったスポットライト、ペンダントライトから。
自由設計ならではの納まりです。
造作ならではのダイニングテーブル。
カウンターはアカシア材でアクセントを設け、下部はキッチンと一体的にモルタル調の塗り壁で仕上げました。
階段をあがった先にある和室の開口です。
開口は大きく設けなくても、「視線が通る」物とするだけで空間はつながります。
このつながりが家全体の開放感を作ります。
二階に設けた和室は、
照明を落とす事で客間ではなく家族のリラックススペースとしての用途を強めながら、
デザインはリモートによる仕事や授業で使った際に映えるよう設えました。
左端にある行燈、なんとこちら「空調設備(YUCACO)」なんです・・
光に手を当てると風を感じますよ!
LDKの奥にはセカンドリビング兼寝室を。
こちらの階段を上るとロフト式の寝室へ。
ソファを奥にはウォークインクローゼットを設計しております。
ロフトの下に設けたウォークインクローゼットには横幅のある姿見を設置。空間に奥行きを与えます。
紫の壁紙に白い棚を設置する事で、普段アクセントとして使われない棚の方を目立たせ
横のラインを強調、広さを演出しました。